イーグル銀貨の販売量が1月に急増 - 13 January 2012
ブルームバーグによると、米造幣局によるアメリカンイーグル銀貨の販売量が、今月3日から10日に426万オンスと、月間販売量が1420万オンスとなるペースとのこと。
これは、過去最高量であった昨年1月の642万2000オンスの倍のペース。
銀先物相場は、昨年4月に史上最高値のトロイオンスあたり50ドル間近へと上昇後、COMEXの親会社であるCMEグループによって銀の証拠金が13%引き上げられ、その最低証拠金が2週間で84%引き上げられたことがきっかけとなり急落した。その後、欧州の債務危機などから景気後退への懸念、それによる需要の停滞などからも、昨年12月末までにピークの相場から48%下げている。
しかし、今年に入り銀価格はすでに6.9%上昇している。ブルームバーグが先月アナリスト41人を対象にした調査の中央値では、銀相場は今年トロイオンスあたり42.20ドルまで上昇すると見込まれている。
また、ロンドン貴金属市場協会(LBMA)のアナリストは、2012年の銀相場の高値を44.49ドルと予想している。
英国貴金属調査会社であるトンプソン・ロイターGFMSは、2012年末までに銀価格がトロイオンスあたり50ドルを超えることを昨年11月に予想している。
造幣局から直接銀貨を購入できる認定ディーラー11社のうちの一つ、テキサス州のディロン・ゲージ・メタルズのテリー・ハンロン社長は、「現時点で銀相場の下落を目の当たりにしている市場関係者が購入するだろう」と指摘し、「上場投資信託(ETF)から資金を引き揚げて金属の現物を購入しているファンドマネジャーが増えており、それが新たなトレンドになっている。望めば迅速かつ徐々に清算できる金融商品を求めている。その商品を貯蔵し保管する のを心地よく感じている」とブルームバーグに述べている。
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