トムソン・ロイターGFMSが、2012年後半に金価格は2000ドルへ達すると予想 - 18 January 2012

「2012年の市場環境は、金投資を支持するものである。金価格は、2012年後半に2000ドルに達するであろう。」と英国貴金属調査会社トムソン・ロイターGFMSが、本日発表した2011年最新金調査レポート(Gold Survey 2011 - Update 2)で予想している。

現在のユーロ圏債務危機、また世界の主要諸国におけるマイナス実質金利、通貨価値低下への懸念が高まる状況は、金投資への需要にとってはポジティブであるはずと、この貴金属調査会社は、2011年最新金調査レポートで述べている。

しかし、ここでは、ユーロ圏債務危機は短期的にはネガティブ要因でもあることを警告している。

「我々はユーロ圏債務危機が、決して収束する段階ではないこと、そして、それが市場の流動性へ与える影響に十分に注目している。これらは、米国ドルの価値とリスク資産の投資への傾向などからも明らかとなっている。」と、トムソン・ロイターGFMSの貴金属アナリストPhilip Klapwijk氏が、香港での最新レポートのプレゼンテーションで語っている。

このレーポートでによると、金投資は、その評価額において、2011年に20%以上の増加で800億ドルとなっているとのこと。そのうちの多くは、金地金現物投資によるものであり、金地金の購入量は33%増加の1200トンとなっているとしている。

世界の金の2大市場は、インドと中国であり、引き続き金現物投資の主要市場である。欧州もまた、2008年半ばより金地金現物購入の主要市場となっている。

ロンドンのプレゼンテーションにおいて、トムソン・ロイターGFMSのリサーチディレクターのPhilp Newman氏は、この欧州の金地金現物の需要の増加は、多くはドイツ語圏の国々からであることを明らかにした。

金価格を押し上げる要因の一つとなっている、中央銀行の金購入量は、2011年430トンとなり、これは1964年以来のレベルで、メキシコの100トン、ロシアの87トン、といった新興国の購入量が目立っていると、レポートでは解説されている。

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