ニュースレター(07/10/2011)金価格1652ドル - 7 October 2011
週間市場ウォッチ
本日金価格は、ロンドンPM FIXがトロイオンスあたり1652ドルと先週末から1.9%上げています。
本日、市場が注目をしていた米国非農業部門雇用者数の発表がありました。結果は10万3千人増と事前予想7万3千人を上回るものとなりました。これを受けて、株式、商品(コモディティ)価格が上昇し、金が一時的に下げることとなりました。
その後、英国時間遅くにフィッチがイタリアとスペイン国債の格付け引き下げを発表したことから、ユーロ圏への懸念が高まり、株式市場が下げ、金価格も大きく下げることとなりました。
今週週明けは、ギリシャ政府による財政赤字削減策が、目標値の対GDP比7.5%に抑えられず、8.5%にとどまることが明らかとなり、欧州株式市場が下げ、金および銀価格は上昇することとなりました。
翌4日は、先の現状を踏まえて、ユーロ圏財務総会議で、次回ギリシャ融資の決定を今月13日に先おくりにしたことから、ギリシャ破綻によるリスクを大きく抱えるユーロ圏の金融機関の株式が急落することとなり、換金化が進み、金を含む商品価格もまた急落しました。
また、4日遅くに、米格付け会社ムーディーズが、イタリア国債の格付けを3段階引き下げたことも伝えられ売りが進みましたが、ニューヨーク時間にファイナンシャルタイムズが「ユーロ圏当局者が銀行の資本増強に向けて用意を進めている」との報道し、株式が買い戻され、金も買われることとなりました。
5日は、ユーロ圏のソブリンリスクを懸念していた市場が落ち着きを戻していた中、市場で懸念が再燃した模様で、ロンドン時間でトロイオンスあたり1600ドルまで下げ、押し戻されることとなりました。
6日は、イングランド銀行が政策金利を0.5%に据え置くことと750億ポンドの追加量的緩和を発表しました。これによりポンド安が進み、ポンド建て金価格が急騰することとなりました。その後、欧州中央銀行(ECB)も政策金利を据え置くことを発表し、400億ユーロ規模のカバーボンドの購入を11月から開始し、1年物と13ヶ月物の長期リファイナンスオペを実施することを発表したことから、市場に安心感が戻り、株式市場、商品市場が戻し、金も買われることとなりました。
BullionVaultニュース
今週も金市場が大きく動く中で、ブリオンボールトが下記のように欧米の数々のメディアで取り上げられました。
- ダウジョーンズで、ブリオンボールトが第3四半期に1.59億ドル(約12億円)相当の金を販売、追加保管したことが伝えられました。記事全文(英語)はこちらでご覧いただけます。http://t.co/aI2q3hFw
- ロイターにおいて、ブリオンボールトが「Investors develop taste for gold(金へと向かう投資家)」のレポートで、一般投資家へ金を提供する、オンライン金取引の世界最大手として紹介されました。このビデオ(英語)はこちらでご覧いただけます。http://t.co/RSPbYyuB
- 英国主要日刊紙のディリーテレグラフのオンラインサイトにおいて、「かつてない不況の中、輝きを見せる金」の記事で、その背景を解説する弊社リサーチ主任のエィドリアン・アッシュのコメントが取り上げられています。」記事全文(英語)は、こちらでご覧いただけます。http://www.t.co/rof7Da6E
先のダウジョーンズの記事でも紹介されましたが、弊社の第3四半期の販売量は、前年度比2.5倍であり、設立以来の記録であった2009年第1四半期の49%増となりました。また、この間の新規顧客数は5,454と設立以来の記録であった2008年第4四半期の71%増となったことをご報告いたします。
今週の市場分析ページには下記の記事が掲載されました。
- スタンダードバンク東京支店長の池水雄一氏の「ゴールドの天井と急落後の動きそしてプラチナ」
- はじめての金読本より「保有の目安はいつの時代も一割なのか?」
同ページの金市場の需要/供給ニュース欄には、下記の記事が掲載されました。
また、今週の主要経済指標の結果と解説は下記でご覧いただけます。
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