ニュースレター(30/12/2011)1574.50ドル - 31 December 2011
週間市場ウォッチ
2011年最終取引日の30日の金価格は、ロンドンAM FIX*がトロイオンスあたり1574.50ドルと前週から2%下げることとなりました。
しかしながら、前年比は11.6%上げであり、過去11年続けて年間で価格が上昇したこととなります。
銀価格は、ドル建てで9%下げたこととなります。年間の最高値は4月のトロイオンスあたり50ドルをちょうど割る価格で、最低値は12月29日の26.25ドルとなりました。
US crude oilにおいては、前年比11%上げており、MSCIインデックス(世界的な株価指数の名称)は、8%下げいます。
先週の主要イベント及び市場の動きは下記のようになります。なお、先週は欧米において多くが27日までクリスマスの振り替え休日などで連休となっていましたので、28日から30日の市場の動向をお届けします。
28日英国クリスマスの週末明けは、イタリア短期国債入札が順調に行われ、その利回りが前回の半分の水準に下げたものの、翌日に控える3年及び10年物国債入札への警戒感から、市場への影響は大きいものではありませんでした。
また、英国時間午後2時過ぎに、ユーロ/ドルが急落し、金価格も急落いたしました。これ は、どうもオプション関連の売りがきっかけとされていたようです。
29日は前日に引き続きイタリア3年債と10年債の入札が行われました。10年債の平均落札利回りは、6.98%と前月の7.56%を下回ったものの、危険水準の7%の近いものとなりました。ちなみに3年債の平均落札利回りは5.62%と前月の7.89%を大幅に下回りました。
しかし、イタリアは年明けから来年4月までに約910億ユーロの国債償還を迎えることになっているため、これは、市場の懸念材料となっています。
また、同日発表された米国経済指標である、11月住宅販売保留数、12月シカゴ購買部景気指数などが良好だった事などから、米国株式市場は反発し、金価格も緩やかに上げることとなりました。
30日も前日に引き続き、株式とともに金は緩やかに上げることとなりました。
先週のニュースは、IMFのデータにおいて、トルコ中央銀行が金を41.3トン増加させたことが明らかになったことでした。。
*30日のPM Fixの発表はありません。
BullionVaultニュース
クリスマス25日に発行された日経ヴェリタスにおいて、ブリオンボールト社長のインタビューが掲載されました。日経ヴェリタスは、日本経済新聞社から発行されている週間投資金融情報紙で、個人投資家を対象としています。
ここでは、インターネットで金地金を売買できる取引所を2005年に立ち上げた英国ベンチャーと、ブリオンボールトを紹介した上で、日本経済新聞社の欧州編集総局松崎雄典記者の、弊社社長へ行った世界の金需要についてのインタビューが取り上げられました。
ここで、金相場が下落していることからも、金相場の上昇は止まったのかと弊社社長は問われ、「金価格は過去13年のうち12回、年間で上昇した。経済危機に適した投資先だ。欧州危機を背景に金利は低く抑えられ、貯蓄のある人は高利回り商品を求めるか、信用リスクのない金に、資金をもっと振り向けるようになる。2012年も金価格の上昇傾向は続くだろう。」と答えています。その上で、今後の金の需要へ影響を持つ要因として「金の需要がここ10年で急増した中国経済が低迷するようだと予測は難しくなる。」と言及しました。
日経ヴェリタスの購読者の方々は、日経ヴェリタスオンラインサイトでバックナンバーの12月25日号を選択いただくとマーケット欄でご覧いただけます。
なお、先週の主要経済指標とその解説、また今週の主要掲載指標は、下記のリンクでご覧いただけます。
今週は週末に向けて、米国の雇用統計などが発表されますので、リアルタイムでお知りになりたい方は、弊社ツィーッターアカウント(BullionVaultjp)をフォローください。
それでは、本年もよろしくお願いいたします。
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