中国が2012年に最大金市場となることを予想 - 17 February 2012
中国が金の最大消費国であるインドを超え、2012年には最大の消費国となるであろうと、金市場の調査団体であるワールド・ゴールド・カウンシルが予想している。
本日ワールドゴールドカウンシルによって発表された、2011年の金の需給をまとめた、最新金需要レポートにおいて、第4四半期の宝飾品需要は、インド103.0トンと前年比44%減、しかしながら、中国においては131.4トンとなったことが明らかになった。2011年年間需要は、インドは567.4トンと前年比14%減、中国は510.9トンと13%増となっている。
また、同期投資需要に関しては、インドは70トンと前年比38%減となり、中国は59.5トンと前年比3%減となっている。しかし、年間投資需要は、インドにおいて366トンと前年比5%増。そして、中国は258.9トンと昨年の179.9トンを大きく上回ることとなった。
先で見られるインドの宝飾品需要の減少は、インド通貨ルピー安による、ルピー建て金価格が高騰したことから。インド及び中国は、2011年は食料品価格の高騰など高いインフレ率を経験することとなった。そのため、金融引き締め政策により、インドは自国通貨の価値が2011年前半に上がり、後半には下落することとなった。
しかし、2011年通年での宝飾品及び投資の総需要は、インドにおいては933.4トンと前年比7%減、中国においては、769.8トンと、インドの82%となった。中国の需要のレベルがインドの50%と越えたのは、最近であることからも、中国の需要の伸びは顕著なものがあるとワールドゴールドカウンシルの最新レポートは言及している。
そして、本日のフィナンシャルタイムズでは、ワールドゴールドカウンシルのマネージングダィレクターMarcus Grubb氏は、中国の2012年の金消費は、2011年同様の20%で上昇するとし、2012年に中国の宝飾品及び投資の総量は約925トンと予想している。それに対し、インドの同需要は2011年の933トンを下回る可能性があるとしている。
ワールドゴールドカウンシルによってまとめられた最新金需要レポートの、中国とインドそれぞれの宝飾品及び投資総量の四半期ごとの変移を表す下記のチャートからその傾向を見ることができる。

ワールドゴールドカウンシルの最新金需給レポートは、下記のリンクでワールドゴールドカウンシル・サイトで無料登録をすることで入手が可能。
http://www.gold.org/investment/research/regular_reports/gold_demand_tren...
2011年第3四半期までの金需給レポートは、日本語版でも入手が可能となっている。
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