主要経済指標(1月30日~2月3日) - 30 January 2012

日付 国名 内容 前回(修正値) 予想 結果
30日 ドイツ 1月消費者物価指数(前月比)

0.7%

-0.5% -0.4%
  ドイツ 1月消費者物価指数(前年比) 2.1% 2.0%

2.0%

31日 ドイツ 12月小売売上高指数(前月比) -0.9%(-1.0%) 0.8% -1.4%
  ドイツ 1月失業率 6.8% 6.8% 6.7%
  ユーロ圏 12月失業率 10.3%(10.4%) 10.4% 10.4%
  米国 11月S&P/ケース・シラー住宅価格指数(前年比) -3.4% -3.2% -3.7%
  米国 1月シカゴ購買部協会景気指数 62.5(62.2) 63.3 60.2
  米国 1月消費者信頼感指数 64.5(64.8) 68.0 61.1
1日 中国 1月NBS製造業PMI 50.3 49.6 50.5
  英国 1月PMI製造業 49.6(49.7) 49.8 52.1
  ドイツ 1月PMI製造業 48.4(49.7) 50.9 51.0
  ユーロ圏 1月PMI製造業 46.9 48.7 48.8
  ユーロ圏 1月消費者物価指数(前年比) 2.7% 2.7%

2.7%

  米国 1月ADP全国雇用者数 32.5万件(29.2万件) 18.5万件 17万件
  米国 1月ISM製造業景況指数 53.9(53.1) 54.5 54.1
2日 英国 1月PMI建設業 53.2 52.7 51.4
  米国 1/28までの週の新規失業保険申請件数 37.7万件(37.9万件) 37.5万件 36.7万件
3日 中国 1月非製造業PMI 52.9 54.0 56
  英国 1月PMIサービス業 54 53 56
  ユーロ圏 1月PMIサービス業 48.8(50.5) 50.5 50.4
  ユーロ圏 12月小売売上高(前月比) -0.8%(-0.4%) 0.3% -0.4%
  ユーロ圏 12月小売売上高(前年比) -2.5%(-1.6%) -1.3% -1.6%
  米国 1月失業率 8.5% 8.5% 8.3%
  米国 1月非農業部門雇用者数 20万人(20.3万人) 15万人 24.3万人
  米国 1月ISM非製造業景況指数 52.6 53.3  56.8

30日発表されたドイツの1月消費者物価指数は、前月比-0.4%、前年比2.0%とほぼ予想レベル。前月比では前回から下げ、マイナスとなっている。

31日発表されたドイツの12月小売売上高指数は、-1.4%と前回及び予想から悪化。しかし、エコノミストはこの数値は修正がかかる可能性が高いとコメントをしている。それに対し、同国1月失業率は、6.7%と前回及び予想から0.1%改善し、これは、20年前に東西ドイツが統合されて最も低いレベル。

ユーロ圏1月失業率は、10.4%と前回及び予想と同レベル。これは、ユーロが導入されて以来最も高いレベル。

同日発表の米国11月のS&P/ケース・シラー住宅価格指数は、前年比-3.7と予想及び前回を下回る。また、同国1月シカゴ購買部協会景気指数は、60.2と前回及び予想を下回る。

S&P/ケース・シラー購買部協会景気指数は、米国20の都市の住宅指数を元に算出される。ここにおいて、19の州でこの指数は下落をしている。それに対し、シカゴ購買部協会景気指数は、1月悪化したものの、60を超える数値は2011年初頭から比べると、強いもので、製造業は成長していることを示唆している。

1日発表の中国1月製造業PMIは、事前予想及び前回を上回り、製造業活動の拡大を示した。なお、HSBCが発表した1月中国製造業購買担当者指数(PMI)は、48.8と3ヶ月連続で活動の縮小を示している。

同日の英国1月PMI製造業は、52.1と前回及び予想を上回った。この数値は2011年5月以来の高い水準。製造業の活動が拡大していることを示す50を超える数値は、昨年9月以来。

ドイツ1月PMI製造業は、51.0と予想及び前回を上回り、昨年9月以来の拡大となった。それに対し、ユーロ圏1月PMI製造業は、48.8と前回及び予想を上回ったものの、過去6ヶ月間、活動の好悪分岐点の50を下回っている。

ユーロ圏1月消費者物価指数は、前年比2.7と前回及び予想と同レベル。これは、昨年のピークから低下しており、エコノミストは今後2-3ヶ月にわたり低下の傾向となることを予想している。そのため、欧州中央銀行(ECB)の利下げが期待され、早ければ2月9日の理事会で下がると考えるエコノミストもいる。

同日発表の米国1月ADP雇用者数は、17万人の増加と、前回及び予想を下回るものとなった。また、1月ISM製造業景況指数は、54.1と予想を多少下回ったが、前回を上回る数値となった。これは、過去7ヶ月で最も早いペース。50を超える数値は製造活動の拡大を意味し、これにより、新規発注、生産、雇用全てが、一月は改善したこととなった。

2日発表された英国1月PMI建設業は、51.4と前回及び予想を下回る。しかし、活動の好悪分岐点の50を上回る。

米国1/28までの週の新規失業保険申請件数は、36.7万件と前回及び予想の数値から改善。これにより、11月から4週間平均数値は、40万件を割り雇用の改善が見られることとなった。

3日発表の中国1月非製造業PMIは、52.9と事前予想を下回る。中国国家統計局と中国物流購買連合会の共同声明によると、当局引き締めによる不動産投資減少が数値を下げる中、小売・輸送セクターは強い需要を示しているとのこと。

英国1月PMIサービス業は56と、前月及び予想を上回る。ドイツ1月PMIサービス業は、53.7と前月修正値と予想を下回る。ユーロ圏1月PMIサービス業は50.4と、予想を若干下回る。ユーロ圏のサービス部門PMIが、50の分け目を上回ったのは前回修正値と今月で昨年8月以来。

ユーロ圏の12月小売売り上げ高は、前月比-0.4%、前年比-1.6%と予想及び前回修正値を若干下回る。しかし、前回数値は共に上方修正。

米国雇用統計である、1月失業率は8.3%と前回及び予想から改善。また、1月非農業部門雇用者数は、24.3万人と前回及び予想を上回る。また、1月ISM非製造業景況指数は、56.8と前回及び予想を上回る。

これらの数値は、それぞれ市場の予想を大きく上回るものとなった。これを受けて株式市場は上げ、金価格は下げることとなった。

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