2011年金供給量: トムソン・ロイターGFMS最新レポート - 19 January 2012

トムソン・ロイターGFMSの最新レポートにおいて、2011年の金の産出量が、3.8%増加し2812トンと史上最高となったが、金のリサイクルの量は、2%減となったことが報告されている。

金の産出費用は上昇を続け、2011年の費用は、前年比10%増のオンスあたり935ドルとなった。

このレポートでは、金産出の新規のプロジェクトは留まることなく立ち上げられていること、また、価格が高止まりしている環境下で、既存の産出会社は産出量を維持することがより容易になっいることも言及されている。

トムソン・ロイターGFMSは、ここで2012年前半の産出量は3.2%増加すると予想している。

また、金供給源であるリサイクルされる金は、ドル建て金価格が11%増になったにもかかわらず、2011年に2%減少している。そして、このレポートでは2012年は3.1%更に減少することを予想している。

リサイクルされた金の量が顕著に減少した地域は、その価格が最も大きく上昇した国々でもある中東とインドとなっている。金の世界一の需要国であるインドにおいては、対ドルのルピー安が進んだために、金価格は昨年末に史上最高値を記録している。しかし、リサイクルされた金の量は30%減少している。

このレポートで、その理由は、主に高い価格に慣れ、リサイクルにでるべきストックも底をつき、また更に価格が上昇することへの期待があるためなどとされている。

しかし、欧州においては先とは異なり、リサイクルの量は価格に比例し、昨年12%増の383.5トンとなった。ユーロ建て金価格は昨年14%増となっている。

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